【Podcast NIHONGO CANDY #122】Aidan's life in Tokyo Episode 4:スーパーマーケットのなぞ The Supermarket Mystery

第4話:スーパーのなぞ

土曜日の朝。エイダンさんは、いつもより少し遅く目が覚めました。窓から入ってくる朝の光が、とても気持ちいいです。

「そうだ。今日は、ちゃんと料理をしよう」

エイダンさんは、ベッドから起き上がって、そう決めました。東京に来てから、忙しくて、コンビニの弁当や外食ばかりでした。でも、せっかくキッチンがある部屋に住んでいるのだから、自分で料理を作りたいと思いました。

シャワーを浴びて、朝ごはんを食べてから、エイダンさんは近所のスーパーへ向かいました。

スーパーの入り口に着くと、自動ドアが開きました。中に入ると、たくさんの人が買い物をしています。「いらっしゃいませ」という明るい声が聞こえました。

エイダンさんは、まず野菜売り場へ行きました。きれいに並んだ野菜を見て、少し驚きました。一つ一つがとてもきれいだし、形や大きさが全部ほぼ同じです。

「これは何だろう…」

エイダンさんは、見たことのない野菜の前で立ち止まりました。白くて長い野菜です。「大根 1本 198円」と書いてあります。

「ダイコン…聞いたことはあるけど、これか」

隣には、緑色の細長い野菜がありました。「長ネギ 1束 128円」。エイダンさんは、スマートフォンで「大根 レシピ」と検索しました。

「味噌汁に入れるんだ。いいな、買ってみよう」

エイダンさんは、大根と長ネギをかごに入れました。それから、にんじんやたまねぎ、しめじというきのこも買いました。

次に向かったのは、調味料の売り場です。そこで、エイダンさんは立ち止まりました。

棚いっぱいに並んだ、たくさんの種類の醤油。「濃口醤油」「薄口醤油」「だし醤油」「減塩醤油」…。エイダンさんは、どれを選んだらいいのか、全然わかりませんでした。

「醤油って、一種類じゃないの…?」

味噌も同じでした。「赤味噌」「白味噌」「合わせ味噌」。色も、それぞれ違います。

エイダンさんは困って、近くにいた店員さんに話しかけました。

「すみません、醤油は、どれがいいですか」

店員さんは、笑顔で答えました。

「初めて買われるんですね。それでしたら、この濃口醤油が使いやすいですよ。何にでも使えます」

「ありがとうございます!助かりました」

エイダンさんは、店員さんが教えてくれた醤油と、合わせ味噌をかごに入れました。

それから、豚肉と鶏肉、新鮮なサーモンを買いました。かごは、だんだん重くなってきました。

最後に、お米のコーナーへ行きました。大きな袋に入ったお米がたくさん並んでいます。「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」…。

「お米にも、こんなに種類があるんだ…」

エイダンさんは、一番小さい2キロの袋を選びました。

レジで、会計の列に並んで、自分の番が来ると、店員さんが言いました。

「ポイントカードはお持ちですか」

エイダンさんは、なんのことか、わかりませんでした。

「ポイント…カード…?」

「当店のポイントカードです。お作りになりますか。100円で1ポイント貯まって、お支払いのときに、貯まったポイントをお使いいただけます。」

店員さんが、丁寧に説明してくれました。でも、エイダンさんには、少し難しかったです。

「あ、いえ、大丈夫です…」

エイダンさんが少し困った顔で答えると、店員さんは「かしこまりました」と言って、商品をスキャンし始めました。

全部スキャンが終わると、店員さんが聞きました。

「レジ袋はご利用になりますか。1枚5円です」

「あ…袋…」

エイダンさんは、エコバッグを持ってくるのを忘れていました。

「はい、お願いします」

「大きい袋が2枚で、よろしいですか」

「はい」

エイダンさんは、6,847円を、クレジットカードで払いました。

2つの買い物袋を持って、スーパーを出ました。袋は重かったけれど、エイダンさんは嬉しい気持ちでいっぱいでした。

アパートに帰って、買ってきたものをテーブルに並べました。

「さあ、これから料理を作ろう」

エイダンさんは、スマートフォンで「簡単 日本料理 レシピ」と検索しました。今日は、味噌汁と、サーモンのホイル焼きを作ってみよう と思いました。

窓の外を見ると、青い空が広がっていました。自分で材料を買って、自分で料理をする。それは、小さいことかもしれないけれど、エイダンさんにとって、東京での生活がまた一歩、前に進んだ気がしました。

Hiragana Version

どようびのあさ。エイダンさんは、いつもよりすこしおそくめがさめました。まどからはいってくるあさのひかりが、とてもきもちいいです。

「そうだ。きょうは、ちゃんとりょうりをしよう」

エイダンさんは、ベッドからおきあがって、そうきめました。とうきょうにきてから、いそがしくて、コンビニのべんとうやがいしょくばかりでした。でも、せっかくキッチンがあるへやにすんでいるのだから、じぶんでりょうりをつくりたいとおもいました。

シャワーをあびて、あさごはんをたべてから、エイダンさんはきんじょのスーパーへむかいました。

スーパーのいりぐちにつくと、じどうドアがひらきました。なかにはいると、たくさんのひとがかいものをしています。「いらっしゃいませ」というあかるいこえがきこえました。

エイダンさんは、まずやさいうりばへいきました。きれいにならんだやさいをみて、すこしおどろきました。ひとつひとつがとてもきれいだし、かたちやおおきさがぜんぶほぼおなじです。

「これはなんだろう…」

エイダンさんは、みたことのないやさいのまえでたちどまりました。しろくてながいやさいです。「だいこん 1ぽん 198えん」とかいてあります。

「ダイコン…きいたことはあるけど、これか」

となりには、みどりいろのほそながいやさいがありました。「ながネギ 1たば 128えん」。エイダンさんは、スマートフォンで「だいこん レシピ」とけんさくしました。

「みそしるにいれるんだ。いいな、かってみよう」

エイダンさんは、だいこんとながネギをかごにいれました。それから、にんじんやたまねぎ、しめじというきのこもかいました。

つぎにむかったのは、ちょうみりょうのうりばです。そこで、エイダンさんはたちどまりました。

たないっぱいにならんだ、たくさんのしゅるいのしょうゆ。「こいくちしょうゆ」「うすくちしょうゆ」「だししょうゆ」「げんえんしょうゆ」…。エイダンさんは、どれをえらんだらいいのか、ぜんぜんわかりませんでした。

「しょうゆって、いっしゅるいじゃないの…?」

みそもおなじでした。「あかみそ」「しろみそ」「あわせみそ」。いろも、それぞれちがいます。

エイダンさんはこまって、ちかくにいたてんいんさんにはなしかけました。

「すみません、しょうゆは、どれがいいですか」

てんいんさんは、えがおでこたえました。

「はじめてかわれるんですね。それでしたら、このこいくちしょうゆがつかいやすいですよ。なんにでもつかえます」

「ありがとうございます!たすかりました」

エイダンさんは、てんいんさんがおしえてくれたしょうゆと、あわせみそをかごにいれました。

それから、ぶたにくととりにく、しんせんなサーモンをかいました。かごは、だんだんおもくなってきました。

さいごに、おこめのコーナーへいきました。おおきなふくろにはいったおこめがたくさんならんでいます。「コシヒカリ」「あきたこまち」「ひとめぼれ」…。

「おこめにも、こんなにしゅるいがあるんだ…」

エイダンさんは、いちばんちいさい2キロのふくろをえらびました。

レジで、かいけいのれつにならんで、じぶんのばんがくると、てんいんさんがいいました。

「ポイントカードはおもちですか」

エイダンさんは、なんのことか、わかりませんでした。

「ポイント…カード…?」

「とうてんのポイントカードです。おつくりになりますか。100えんで1ポイントたまって、おしはらいのときに、たまったポイントをおつかいいただけます。」

てんいんさんが、ていねいにせつめいしてくれました。でも、エイダンさんには、すこしむずかしかったです。

「あ、いえ、だいじょうぶです…」

エイダンさんがすこしこまったかおでこたえると、てんいんさんは「かしこまりました」といって、しょうひんをスキャンしはじめました。

ぜんぶスキャンがおわると、てんいんさんがききました。

「レジぶくろはごりようになりますか。1まい5えんです」

「あ…ふくろ…」

エイダンさんは、エコバッグをもってくるのをわすれていました。

「はい、おねがいします」

「おおきいふくろが2まいで、よろしいですか」

「はい」

エイダンさんは、6,847えんを、クレジットカードではらいました。

2つのかいものぶくろをもって、スーパーをでました。ふくろはおもかったけれど、エイダンさんはうれしいきもちでいっぱいでした。

アパートにかえって、かってきたものをテーブルにならべました。

「さあ、これからりょうりをつくろう」

エイダンさんは、スマートフォンで「かんたん にほんりょうり レシピ」とけんさくしました。きょうは、みそしると、サーモンのホイルやきをつくってみよう とおもいました。

まどのそとをみると、あおいそらがひろがっていました。じぶんでざいりょうをかって、じぶんでりょうりをする。それは、ちいさいことかもしれないけれど、エイダンさんにとって、とうきょうでのせいかつがまたいっぽ、まえにすすんだきがしました。

English Translation

Saturday morning. Aidan woke up a little later than usual. The morning light coming through the window felt very pleasant.

"That's right. Today, I'll cook properly."

Aidan got up from bed and decided. Since coming to Tokyo, he had been busy and eating only convenience store bentos and restaurant food. But since he lived in a room with a kitchen, he wanted to cook for himself.

After taking a shower and eating breakfast, Aidan headed to the nearby supermarket.

When he arrived at the supermarket entrance, the automatic door opened. When he entered, many people were shopping. He heard a cheerful voice saying, "Irasshaimase (Welcome)."

Aidan first went to the vegetable section. He was a little surprised to see the neatly arranged vegetables. Each one was very beautiful, and the shapes and sizes were all almost the same.

"What is this...?"

Aidan stopped in front of a vegetable he had never seen before. It was a long white vegetable. It said "Daikon, 1 piece, 198 yen."

"Daikon... I've heard of it, but this is it."

Next to it was a long, thin green vegetable. "Naga-negi, 1 bunch, 128 yen." Aidan searched for "daikon recipe" on his smartphone.

"It goes in miso soup. Nice, I'll try buying it."

Aidan put the daikon and naga-negi in his basket. Then he also bought carrots, onions, and a mushroom called shimeji.

Next, he went to the condiment section. There, Aidan stopped.

Many types of soy sauce lined the shelves. "Koikuchi shoyu," "Usukuchi shoyu," "Dashi shoyu," "Genen shoyu"... Aidan had no idea which one to choose.

"Soy sauce isn't just one type...?"

Miso was the same. "Aka miso," "Shiro miso," "Awase miso." The colors were also different from each other.

Aidan was troubled and spoke to a nearby store clerk.

"Excuse me, which soy sauce is good?"

The clerk answered with a smile.

"This is your first time buying, isn't it? In that case, this koikuchi shoyu is easy to use. You can use it for anything."

"Thank you! That helps!"

Aidan put the soy sauce the clerk recommended and awase miso in his basket.

Then, he bought pork, chicken, and fresh salmon. The basket was getting heavier and heavier.

Finally, he went to the rice corner. Many large bags of rice were lined up. "Koshihikari," "Akitakomachi," "Hitomebore"...

"Rice has this many varieties too..."

Aidan chose the smallest 2-kilogram bag.

At the register, he stood in the checkout line, and when his turn came, the clerk said,

"Do you have a point card?"

Aidan didn't understand what she meant.

"Point... card...?"

"It's our store's point card. Would you like to make one? You earn 1 point for every 100 yen, and you can use the accumulated points when you pay."

The clerk explained politely. But it was a bit difficult for Aidan.

"Oh, no, I'm okay..."

When Aidan answered with a slightly troubled face, the clerk said "Kashikomarimashita (Certainly)" and began scanning the items.

When all the scanning was done, the clerk asked,

"Would you like to use shopping bags? They're 5 yen each."

"Ah... bags..."

Aidan had forgotten to bring an eco-bag.

"Yes, please."

"Two large bags, is that okay?"

"Yes."

Aidan paid 6,847 yen with his credit card.

Carrying two shopping bags, he left the supermarket. The bags were heavy, but Aidan felt full of happiness.

Returning to his apartment, he arranged what he bought on the table.

"Now, let's cook."

Aidan searched "simple Japanese cuisine recipes" on his smartphone. Today, he thought he would try making miso soup and salmon foil-baked.

Looking out the window, the blue sky spread out. Buying ingredients himself and cooking for himself. It might be a small thing, but for Aidan, it felt like his life in Tokyo had moved forward another step.

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